文字とか絵とかもうなんでもありのたらたらブログ。 主に創作や版権感想など。予告なく過激表現が出現する危険もあります。御了承ください。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
はい、やってみました、生徒会。
こんな感じってどうすかね? とりあえず、ぐだぐだなかんじでオープニング! 美形って、いいよね(^^) カツカツ カツカツカツ カツカツカツカツ 夕日の差したリノニウム張りの廊下に、忙しない足音が響いた。 都内有数のエリート学園、桐神学園。幼稚部から大学までを備えた、巨大学園である。 ここはその高等部の校舎。 廊下を急ぐのは、くっきりとした顔立ちの美少女だ。彼女の動きに合わせて、制服のスカートが揺れる。 やがて少女は、廊下の突き当たりの扉の前で立ち止まった。 《生徒会室》 少女は大きく深呼吸すると、乱暴に扉に手を掛けた。 「忍っ!!」 重厚な扉がふっとぶ勢いで開く音と、少女の怒鳴る声が重なる。 「……なんだ、泉。お前はいつも騒々しい。」 忍、と呼ばれたのは、端正な面持ちの少年だった。呆れたような面持ちで、チャ、と眼鏡のずれを直す。 「静かにしろ。」 「騒々しいじゃ、なーいーでーしょ!?仕事は?頼んどいた書類!」 泉、と呼ばれた少女は、きりきりと眉根を寄せたまま忍のデスクに近付くと、忍に向かって右手を差し出した。 「どこにやったの?」 「放送部に渡した。」 「なんで。」 「ただの業務連絡だからな。放送部がアナウンスしたほうがいいだろう。そう判断したんだ。」 そこまで言ってから、忍はちら、と泉を見上げた。 「……そんな顔をするなよ。」 「美人が台無しだから?」 「純粋に怖いからだ。」 「最っ低」 べし、と忍の頭をはたいて、泉は身を翻す。 「これから放送部に書類見せてもらいに行くから。」 「ああ…すまない。」 「…一人で行かせるの、こんな美人を?平気で?」 ひらひらと右手を振りかけた忍は、泉の凄みの効いた笑顔を見て観念したように息を吐いた。 「わかった、着いていく。」 「当然でしょ。ハイ、行くわよ、桐下忍生徒会長サマ?」 「了解。浅神泉生徒副会長ドノ。」 都内トップレベル。学園内随一の業績を誇る高等部。 そしてその頂点に君臨する生徒会を支配するのが、 生徒会長 桐下 忍 (きりした しのぶ) 副会長 浅神 泉 (あさがみ いずみ) 学園一の頭脳と容姿を兼ね備えた、全生徒の憧れの的。 これは、生徒会二人組みと、それを取り巻く個性派揃いの生徒達の物語。 PR この記事にコメントする
|