
最近よく桃食べてます。だって母が買ってくれるんだもの♪
とてもおいしいです、はい。
最近なんだかなー、て感じの日が続いてます。なんか昨日と今日の違いが分らない?みたいな。
頭ん中おかしいです。いきなり気候が変わったせいか頭がぎしぎし痛いし・・・。
突然画像を出してみましたが、これはアレです、R○ORN!の、雲雀さんです。
友達に頼まれて(?)がしがしかいたのを携帯で写メってみました。
色鉛筆は好きだしアナログの方が好きだけど、何が嫌になるかっていうと、三次元にはバケツツールが存在しない、と。
これですよねー、はあ。
ちなみに、今日は創作の方も久々にのっけてます。
ちょっとだけ、星新一大先生と、明治とか、昭和文学的な空気を目指してみました。
旧仮名使えばよかったかな。色々ごまかす為に。
透明の
ほう、と小さなため息が聞こえた。
右を見ても左を見ても、ため息の主は何処にも居ない。
空耳かとも思ったが、どうもそうではないようだ。
――ほう
また、小さな声が聞こえた。
その声が大変悲しそうだったので、私は大層驚いた。
ああ、まるで、寒い日に窓ガラスにそっと息を吐きかけた時のような。
ひどく切なく、果敢ない声だ。
一体このため息の主は、何処に居るのだろう。
ほう、とまた小さく空気が震えた。
その声があまりにも果敢なく、悲しげなので、私の瞳からぽろぽろと涙が零れた。
そうして私は、ほう、と小さくため息を吐いた。
自分でも驚くほどに悲しげな色だった。
ふと気付くと、私の隣に一人の男が座っていた。
私は何故だか、その男に気付いて貰わなくてはならないような気がして、小さくため息を吐く。
男は、私に気付かないで、周りを見た後首をちょっと傾げた。
私はどうも気付いて欲しくてもう一度ため息を吐くが、男は全く気付いてくれない。
私が非常に悲しくなってもう一度ため息を吐くと、男の瞳からぽろぽろ涙が零れた。
ああ、この男は、私だ。
男は、驚くほど悲しげに、
ほう、と
小さくため息を吐いた。
二人の男が並んで居た。
一方の男は、もう一方の男にはまるで見えない。
二人の男の顔は、まるで鏡のようにそっくりである。
一方の男は、もう一方の男に気付いて欲しくて、ため息を吐く。
ほう、と小さなため息が聞こえた。
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