文字とか絵とかもうなんでもありのたらたらブログ。 主に創作や版権感想など。予告なく過激表現が出現する危険もあります。御了承ください。
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こにゃちは、長らく放置プレイでした、雪崩です。
……かなり調子狂ってます。 中学暗黒時代の荒みっぷりが戻ってきたと言うか、…最近性格悪いです(半笑 こう、ずっとずっと緊張しっぱなしなのがいけないんかなあ?でも、緊張してないと友達無くすし(はあ?) 多分演奏会から休みがないのがいけないんだとは思いますけども。ねえ。 多分GTが終わっちゃったのがいけないんだと思うんですけども。ねえ。(ここ重要!テストに出ます。) 結論は、あんまり私をイライラさせないでください。 ネッ☆ (誰にゆってんの?) とりあえず魍魎を見て落ち着きます。 暫く留守にするかも。だから、 うちねこ おいていきます。 ======================================================================= 「では、誘拐犯の方からまだ新しい連絡がない、とのことなので、猫の行動から手がかりを探してみます。」 京花と二人並んで歩きながら、武東はこれからの捜査の手順を簡単に組み立てた。
今は現場百遍の格言を忠実に守って、京花の猫が良く通う散歩コースを案内してもらっている所だ。
「えーと、猫、黒丸くんですよね。」
穏やかな高級感漂う住宅街を見回して、武東は京花から預かった猫の写真を改めて見直した。
印画紙には、名前の通り風格漂う真っ黒な雄猫が写っている。
名前は黒丸。写真では見難いが、左耳は少し切れていて、尻尾は長いらしい。
武東の第一印象は、「こいつは只者……いや、只ネコじゃない」だった。
祖父がラグドール、という猫種で、身体も大きいらしい。確実にこの辺一帯を取り仕切るボス猫だ。
「で、この辺りが散歩のコース。」
「ええ。この近所でよくうちのコを見かけるというお話を聞くので。」
「成る程……それではこの辺りで暫く聞き込みをしてみます。春日部さんは犯人から新しい連絡があるまで自宅で待機して頂く、という形でどうでしょうか?」
武東の提案に京花も頷いた。
「はい。私もそれが好いと思います。何かあったら連絡差し上げます。」
「はい!任せてください!では、お気をつけて!」
「ええ。」
宜しくお願いします、と深く頭を下げて、京花は名残惜しそうに去っていった。
「春日部 京花さん、かあー……」
去っていく京花の背中を見送りながら、武東は一体京花は何者なのだろうか、と考えていた。
あの渡良部をも振り回す強さ(?)立ち振る舞い。そして渡良部の妙な態度や言葉。
――家の駒使えば十分に探せる
――アンタが来る場所じゃない
そして、家の猫が誘拐される、という稀有な出来事。
それらから鑑みるに、多分どこかの企業の令嬢、といった所だろうか。
そう考えれば、何となくは納得できる。
「深窓の令嬢……なんちゃって。」
一人で言って一人で悦に入って武東ははっと我に返った。
「いやいや、集中、集中。」 小さく気合を入れて、武東は京花が教えてくれた何軒かの家の中から赤い屋根の一軒家を選んでチャイムを押した。 PR この記事にコメントする
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